世界限定車 BMW M4 CS、60台を日本導入…最高出力460psのサーキット仕様

自動車 ニューモデル 新型車
BMW M4 CS
BMW M4 CS 全 58 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、高性能スポーツカー BMW『M4』をベースに、サーキット走行性能を大幅に高めた世界限定車「M4 CS」の日本仕様を全国60台限定で導入し、5月10日より受注を開始する。納車は今秋以降の予定。

【画像全58枚】

新型M4ではエンジン性能を高めた新グレード「コンペティション」を設定しているが、今回、さらなる性能向上と軽量化によって究極のサーキット走行性能を提供する限定モデル M4 CS を投入する。コンペティションは、3リットル直6ターボの最高出力を通常モデルより19psアップの450psまで高めているが、M4 CSはさらに10psアップの460ps、最大トルクも50Nmアップの600Nmを発生。0-100km/h加速タイムはコンペティションの4秒をさらに下回る3.9秒、卓越したパフォーマンスを発揮する。

足回りでは、「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」の3モードから選択できるアダプティブMサスペンションを標準装備。スポーツ+モードを選択すれば、サスペンションが最も硬く設定され、ボディの揺動を最小現にしながら、サーキット走行に適した最高レベルの運動性能を得ることができる。

またアクティブMディファレンシャル(電子制御式多板クラッチLSD)は、ダイナミックスタビリティコントロール(DSC・横滑り防止装置)と常にデータを交換。サーキット走行時は、ヘアピンコーナー出口での加速、路面摩擦係数の変動など、あらゆる場面に対応した走行安定性のため、各システムがトラクションを最適化させている。通常はアンダーステアやオーバーステアの傾向を、DSCによるエンジンとブレーキの制御により修正するが、M4 CSではMダイナミックモード(MDM)の介入により、ホイールスリップの許容範囲を拡大。軽度のドリフト走行を可能にし、サーキットでスポーティな走行を楽しむことができる。

フロントマスクは、片側2灯式LEDヘッドライト、ブラック塗装のワイドなキドニーグリル、大型エアインテークを持つフロントスポイラーにより、運動性能の高さを強調。さらにCFRP製リヤスポイラーや軽量鍛造アロイホイールを装備し、スポーティな外観を創り出している。インテリアでは、運転席と助手席に軽量化されたM4 CS専用スポーツシートを採用。インテリアトリムはアルカンターラ張りで、CSのロゴが浮かび上がるなど、専用モデルであることを印象付けている。

価格は1598万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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