日産米国販売1.5%減…SUVは12%増 4月

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日産自動車の米国法人、北米日産は5月3日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は12万1998台。前年同月比は1.5%減と、6か月ぶりに前年実績を下回った。

12万1998台のうち、乗用車は前年同月比12%減の6万0639台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比11.6%増の6万1359台と好調が続く。

日産ブランドの4月実績は、11万1201台。前年同月比は2%減と、6か月ぶりに減少した。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、2万0263台。前年同月比は28.9%減と、7か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は2万0255台を販売。前年同月比は5.8%増と、9か月ぶりに増加した。『ヴァーサ』は8322台で、前年同月比は9.2%減と、9か月連続のマイナス。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同月比21.7%増の5564台と、2か月連続で増加した。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、4月の新記録の2万7386台を販売。前年同月比は18.2%増と、改良新型モデル投入の効果で、6か月連続で増加した。中型SUVの『パスファインダー』は、1.4%増の5712台と好調を維持。『ムラーノ』は、11.7%減の5504台と、引き続き落ち込む。

インフィニティブランドは、前年同月比3.5%増の1万0797台と、8か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は2559台で、前年同月比は30.3%減と、2か月連続のマイナス。SUVの『QX60』は、前年同月比15.3%減の2804台と、10か月連続で減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、前年同月比14.6%減の1197台と2か月ぶりのマイナス。

日産自動車の2016年米国新車販売は、156万4423台と新記録。前年比は5.4%増だった。2017年1~4月は、前年同期比2.8%増の53万8889台を販売している。

《森脇稔》

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