将来のFCV普及---液化水素製造能力を1.5倍へ、岩谷産業などの合弁

自動車 ビジネス 企業動向
燃料電池自動車の例:トヨタMIRAI
燃料電池自動車の例:トヨタMIRAI 全 2 枚 拡大写真

岩谷産業などの液化水素生産合弁会社ハイドロエッジは、今後の水素需要の増加を見込んで、液化水素製造能力を現行の1.5倍に増強すると発表した。増設ラインからの液化水素供給は2019年7月の予定。

ハイドロエッジは、岩谷産業関西電力、堺LNG3社の合弁会社で、国内初の商業用液化水素製造拠点として2006年4月から営業運転を開始し、近畿地方を中心に液化水素を供給してきた。

液化水素の需要は、種子島宇宙センターから打ち上げられるロケット用燃料や半導体、化学など産業用分野で年々増加していることに加え、燃料電池自動車(FCV)や燃料電池バス向けにも需要が見込まれると判断、3社は液化水素の生産体制を強化することで合意した。

現在の水素液化器生産能力3000リットル/h×2系統に3000リットル/h×1系統を増設し、9000リットル/hに増強する。

液化水素製造ラインは今回の設備増強により、山口リキッドハイドロジェンの2017年11月運転開始の1系統を含む2系統、岩谷瓦斯の千葉工場のプラント1系統と併せて合計で6系統、1万8000 L/hに拡大される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  5. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  6. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  7. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  8. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
ランキングをもっと見る