ルノー キャプチャー に特別仕様…日本市場の柱とするべくテコ入れ

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ルノー キャプチャー特別仕様車
ルノー キャプチャー特別仕様車 全 24 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは同社唯一のSUVである『キャプチャー』に特別仕様2車種を設定して発売した。

【画像全24枚】

◇ルノー・ジャポンの柱のひとつがキャプチャー

日本でのキャプチャーの発売は2014年2月。販売台数は初年度で約800台、翌年は約1000台、2016年は少し落ちて700台だった。「昨年はさすがに競合も厳しく、更に発売後の経年もあることから、若干苦戦はしたが、それでも我々にとっては大きな数字だ」とコメントするのは、同社プロダクトマネージャーの近棟信邦さん。昨年のルノー・ジャポンの販売台数は5304台だったことから、およそ13%がキャプチャーだったことになる。

また、キャプチャーの特徴について近棟さんは、「個性的なデザインとエレガンスだ」という。これは大規模調査のニューカーバイヤーズサーベイの結果から、競合車と比較し差が大きかった項目で、「同じようなサイズでありながら、大きな差があるということは、これがキャプチャーの特徴になる」と分析した。

◇キャプチャーの特徴を伸ばした特別仕様車

今回の特別仕様車のコンセプトは、「エレガンスを追求し、上質感にこだわった」と近棟さん。つまり、キャプチャーの特徴をより強調したモデルになる。

ラインナップは「プレミアム」と「エクスプレッション」の2種類があり、「インテンス」グレードをベースにしたプレミアムはレザーシートとレザーパーキングブレーキレバーを採用。そのレザーシートには、一部シルバーのような光沢のある素材により、より華やかなイメージに仕上げられている。また、17インチアロイホイールが装着される。

ボディカラーはこれまでのインテンスグレードにあったものにプラスし、ルージュフラム(赤系)・ノワールエトワール(黒)と、カプチーノ(茶系)・イヴォワール(アイボリー)の2色のツートーンカラーが加わったほか、インテンスにはなかったモノトーンのボディカラー(ブルーマリンフュメ)が設定された。

一方、「ゼン」グレードベースのエクスプレッションは、16インチのアロイホイールが装着される。ボディカラーはモノトーン一択だったエクステリアカラーに加え、同グレードとしては初のツートーンカラーも採用された。

近棟さんによると、キャプチャーの購入理由トップは、「スタイリングで6割以上の評価(競合車は5割程度)だ。その外観をより個性的にするツートーンカラーを両グレードに設定した」と話す。尚、購入理由の第3位はそのボディカラーだという。

◇スマートフォンアプリ対応オートラジオも搭載

もうひとつ、この特別仕様車には、スマートフォンがインフォテイメントシステムになるルノー専用のアプリ、「R&Go」に対応したオートラジオが搭載された。このアプリを手持ちのスマートフォンにインストールし、Bluetoothでペアリングすることで、メディア、電話、ナビゲーション、車両情報機能が使用出来る。メディアではスマートフォンの中の音楽やウェブラジオ、USBを繋いで音楽を聴くことも可能だ。

また、電話については車両側にも機能が付いている。「ステアリングのプッシュトークボタンを押すと、 iPhone の場合にはsiriが起動し音声で操作出来る」と近棟さん。

ナビゲーションはgoogleナビを起動出来るとともに、自分のクルマを探す機能もある。

車両情報では、アクセルやブレーキ操作の評価、アドバイスを行うDistance Eco2というエコ運転指南機能のほか、燃費や走行距離、区間燃費計測機能などが備わっている。

価格はプレミアムで266万円(インテンスより1万2600円安)、エクスプレッションは254万円(ゼンより2万9000円安)。「特にプレミアムはレザーシートを装着した上で値段も抑えているので、お買い得感満載だろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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