トヨタ米国販売4.4%減、SUVは2%増 4月

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トヨタRAV4ハイブリッド
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は5月3日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万1926台。前年同月比は4.4%減と、4か月連続で前年実績を下回った。

20万1926台の内訳は、乗用車が前年同月比11.5%減の8万8508台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比2.1%増の11万3418台と、3か月連続で前年実績を上回る。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、3万1428台を販売。新型投入を控えて、前年同月比は7.7%減と、15か月連続で減少した。『カローラ』は、9.3%減の2万9136台と、5か月連続のマイナス。『プリウス』は、18.6%減の9708台と、16か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、4月の新記録の3万1757台。前年同月比は5.3%増と、6か月連続で増加した。中型SUVの『ハイランダー』は、4月の記録を更新する1万7981台。前年同月比は19.6%増と、10か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、3.4%減の9912台と、4か月連続で減少。『タコマ』は、6.1%減の1万7006台と、2か月連続で減少した。

レクサスブランドでは、SUVの『NX』が前年同月比13.2%増の4320台と、2か月連続のプラス。クーペの『RC』は、前年同月比35.8%減の522台と、16か月連続のマイナス。『RX』は、前年同月比10.6%減の7839台と、4か月連続で減少。『IS』は、18.8%減の2154台と、5か月連続で減少。『GS』は597台で、前年同月比は40.4%減と6か月連続のマイナス。『CT』は、37.6%増の794台と、19か月ぶりに増加する。最上級SUVの『LX』は8.6%減の404台と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

トヨタ自動車の2016年米国新車販売は、244万9630台。前年比は2%減だった。2017年1~4月は、前年同期比5.9%減の73万4537台を販売している。

《森脇稔》

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