ごみ収集を自動運転---ボルボ商用車が自動運転の公道試験を開始

自動車 テクノロジー ITS
ボルボの自動運転ごみ収集車
ボルボの自動運転ごみ収集車 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンの商用車大手、ボルボグループは5月17日、自動運転によるごみ収集車の公道走行試験プロジェクトを開始した、と発表した。

このプロジェクトは、ボルボグループとスウェーデンの廃棄物リサイクル企業、Renovaが共同で行うもの。自動運転のごみ収集車が、実際に公道を走行する。ドライバーは乗車しているが、基本的に運転操作は行わないため、ごみ収集の作業に集中できる。

ボルボグループが開発した自動運転のごみ収集車は、より安全な走行ができるように設計された。ルートはあらかじめプログラムされており、このプログラムに従って自動走行。センサーが障害物を検知した場合、すぐに停車する。

また、自動運転のごみ収集車は、環境にも配慮。速度を低く保つなどの設定が施されており、燃費やCO2排出量を抑えた。

プロジェクトは2017年の末まで継続される予定。ボルボグループは、「自動運転が交通安全、労働条件、環境などに与える効果を確認していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る