【人とくるまのテクノロジー2017】ヴァレオ、360°障害物検知のデモを日本初実施へ
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今年のヴァレオブースでは、レーザースキャナー「SCALA」を使った360°検知「SCALAコクーン」による障害物検知をリアルタイムで表示するデモンストレーションを日本で初めて実施する。レーザースキャナー SCALAは、幅広い角度で高解像度かつ正確に広い視野を検知可能。昼も夜も、低速でも高速でも機能し、木々や駐車している車両、ガードレールなどの静止物、走行中の車やバイク、歩行者など動く対象物も、あらゆる障害物を検知する。
また、ドライバーモニタリングシステムおよびセンサークリーニングシステムを日本で初披露する。ドライバーモニタリングシステムはドライバーを認識するだけではなく、運転への集中度をチェックする新しいシステム。前方を見て運転すべき状況でドライバーが道路上に視線を向けているかを確認する。センサークリーニングは、センサーを正確に作動させるための新システム。フロントカメラ、サラウンドビューカメラ、リアカメラ、レーザースキャナーなどさまざまなセンサーを洗浄液でクリーニングする。
そのほか、48V電動リアアクスルドライブ、トルクコンバータ用ブレードダンパーを日本初公開するほか、新技術として高電圧モーター&インバーター、ヒートポンプシステムを展示する。
《纐纈敏也@DAYS》