パトカーの追跡から逃れようとして出会い頭衝突、バイク運転者が死亡

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18日午後4時20分ごろ、山梨県甲府市内の県道で、交差点を進行していたトラックとバイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイクが転倒して運転者が収容先の病院で死亡。バイクは整備不良の疑いでパトカーが追跡を開始した直後だったという。

山梨県警・南甲府署によると、現場は甲府市南口町付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。バイクは赤信号を無視して交差点へ進入。直後に交差進行してきた準中型トラックと出会い頭に衝突した。

この事故でバイクは転倒。運転していた笛吹市内に在住する31歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、19日未明に死亡した。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故の直前、パトカーでパトロール中の同署員がこのバイクを発見。整備不良の疑いがあるとして停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走。パトカーがサイレンを鳴動させて追跡を開始した直後、約80m先で事故が起きたという。警察では署員からも事情を聞き、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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