【第101回インディ500】プラクティス…佐藤琢磨、決勝用セッティングでも5番手

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アロンソを引っ張る佐藤琢磨(インディ500)
アロンソを引っ張る佐藤琢磨(インディ500) 全 6 枚 拡大写真

インディ500=インディアナポリス500マイルレースは予選をすべて終え、22日月曜日はプラクティスだ。決勝レースへ向けての準備が進められる。単独走での予選とは違い、33台で走る決勝では、他車が巻き上げるタービュランス(乱気流)の中でも安定したハンドリングが求められる。

佐藤琢磨はこの日も5番手と安定したスピードを記録したが、どれだけドラフティング(他車を風よけにしたか)を使ったかがスピードに大きく影響するので、この日の順位はあてにはならない。それでも速いに越したことはなかろう。アンドレッティ・オートスポートは5台を同時にコースに入れて意図的にパックを作り、試行錯誤を繰り返した。

走行後、琢磨が語ってくれた。「レーストラフィックの中で車の動きを確認しました。基本的なセッティングは置き換えていません。いい方向に向かっていると思います。ただ、走るたびにバランスが変わっていましたね。集団の大きさによってこうもバランスが変わるものなのかと改めて感じさせられました。ピットに入ってアジャストしても足りないくらいでしたから。実際にレースもこんな感じになるのかなぁ、と。もしかするとエアロのコンフィギュレーションを変える可能性もありますね」。胸中は期待と不安が入り混じっているようだった。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る