FCAフィアット・クライスラーUS、当局とディーゼル車の改修で合意…排ガス不正の疑い

自動車 ビジネス 企業動向
ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USは5月19日、排ガス不正の疑いを指摘されていたディーゼル車を改修することで、米当局と合意した、と発表した。

今回の発表は、FCA USと米国EPA(環境保護局)、CARB(カリフォルニア州大気資源局)の間で、数か月に渡り緊密に協議した結果、まとまったもの。

FCA USは、排出ガス規制技術に関連する問題を明確にするために、排ガス不正の疑いが指摘されていたディーゼル車を改修することを決めた。

改修を行うのは、2014~2016年モデルのジープ『グランドチェロキー』、大型ピックアップトラックのラム『1500』。販売店において、更新されたソフトウェアをインストールする予定。

FCA USは、「これらの措置が、米国司法省および他の政府機関の環境および天然資源部門との継続的な議論への迅速な解決を、促進するのに役立つと考えている」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る