マツダは5月24日、「第67回自動車技術会賞」において、同社パワートレイン開発本部の技術者がクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」の開発で「技術開発賞」を受賞したと発表した。
自動車技術会賞は1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展の奨励を目的に設けられ、自動車技術における多大な貢献・功績を認められた個人に贈られるもの。今回、世界一の低圧縮比という独創的な発想で、燃費・エミッション・走り・静粛性を高次元でバランスさせた点などが高く評価された。マツダのSKYACTIV技術が「技術開発賞」を受賞するのは、「SKYACTIV-G」「SKYACTIV-D」「SKYACTIV-DRIVE」「i-ACTIV AWD」に続いて5回目となる。
マツダはこのほか、ディーゼル特有のノック音を低減させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー(NSS)」に関する研究で「論文賞」を受賞した。