リニューアルした浜松工場を初公開…JR東海の「新幹線なるほど発見デー」 7月22~23日

鉄道 エンタメ・イベント
初公開される「先頭車研ぎロボット」。
初公開される「先頭車研ぎロボット」。 全 3 枚 拡大写真

JR東海は7月22・23日、浜松工場(浜松市中区)で恒例の一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」を開催する。開催時間は10時から15時(最終入場14時30分)まで。開催日には浜松駅から浜松工場まで無料シャトルバスが運行される。

東海道新幹線で唯一、新幹線車両の全般検査を担う浜松工場は、2010年7月からリニューアル工事に着手しており、耐震性を考慮した建物の建替・補強、効率的な検修を行なうためのライン構築や建物配置の見直し、最新機器や省エネ設備の導入などが行なわれ、今年1月、新しい検修ラインによる全般検査を開始した。

工事完了は2019年3月を予定しているが、今回の「新幹線なるほど発見デー」では、リニューアルされた浜松工場が初公開され、先頭車研ぎロボットが動作する様子を見学できる。見学時間は30~60分で、事前申込み不要で参加できる。

また、今年はJR東海が発足30周年を迎えたことから、「ドクターイエロー」こと新幹線電気軌道総合試験車の運転台で運転士の仕事体験を実施(事前申込みが必要)。トラバーサの乗車体験(事前申込み可能)や子供向け制服を着用しての新幹線スタッフとの記念撮影も行なわれる。

このほか、事前申込みが必要なもの、事前申込みが可能なもの、整理券が必要なもの、自由参加できるもの別に、次のようなイベントが開催される。

■事前申込みが必要なイベント
「ドクターイエロー」の車内見学。
★申込みは運転士の仕事体験も含み、6月16日までJR東海ウェブサイトの応募フォームで受け付ける。

■事前申込みが可能なイベント
700系とN700系Aタイプの運転台見学、車掌体験(小学生以下対象)、東海道新幹線の現役運転士が新幹線車内で運転士の仕事を紹介する「教えて!運転士さん」(小学生以下対象)。
★トラバーサの乗車体験も含み、当日配布する整理券で参加できることもある。

■整理券が必要なイベント(太字は今年から新設されたもの)
工場内を見学する「こども探検隊」、新幹線パーサーの仕事体験(小学生以下対象)保守用車両の乗車体験(小学生以下対象)アルミカート乗車体験(単独乗車可能な10歳以上対象)、新幹線車内清掃体験(小学生以下対象)。
★整理券は当日配布。

■自由参加のイベント(太字は今年から新設されたもの)
こども制服記念撮影、保守用車両の展示・実演、保守作業体験(小学生以下対象)、パンタグラフの上げ下げや台車の下に潜るなどの体験ができる「なるほどガイド」、ミニ新幹線の乗車。

なお、このイベントに連動した特別企画として、7月22・23日に新大阪から浜松工場まで直通する新幹線列車に乗車する、浜松工場入場線乗車体験ツアーも行なわれる。各日100人を募集し、旅行代金は東京・品川発の場合、大人3万6800円~3万8800円、子供2万2800円~2万4800円。新横浜・三島・新富士・静岡発もある。問合せはジェイアール東海ツアーズ「ぷらっと旅・コールセンター」まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る