【VW ゴルフ 改良新型】シェア社長「革新技術でゴルフを超えるという伝統を継承」

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VW ゴルフ 改良新型 発表会
VW ゴルフ 改良新型 発表会 全 13 枚 拡大写真
フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンは一部改良した『ゴルフ』シリーズを5月29日から販売を開始すると発表した。先進のデジタルインターフェースの採用や安全装備を充実させたのが特徴で、価格は249万9000~569万9000円となっている。

VWジャパンのティル・シェア社長は5月25日に都内で開いた発表会で「生まれ変わりながら自分を超えていくために、ゴルフは安全分野を中心に革新的な技術をより多くの人々の手にお届けするという伝統を築き上げてきた。今回発表する新型ゴルフも革新技術でゴルフを超えるという伝統を継承している」と紹介。

具体的には「アクティブインフォディスプレイの搭載や、ディスカバープロというインフォテイメントシステムにジェスチャーコントロール機能を初めて加え、更なる進化を遂げた。またドライバーをアシストするトラフィックアシスト機能をコンパクトカークラスに導入したほか、フロントアシストに歩行者検知機能を全グレードに標準装備し、より多くの方々に先進の安全技術をお届けする」と説明。

その上で「ゴルフは常にゴルフを超えるために必要なところを新しくしてきた。しかしもうひとつのゴルフの強みは良いものを継続してきたこと。本日発表の新型ゴルフは真のゴルフとして、その原則に則っている」と強調した。

今回の一部改良で採用されたアクティブインフォディスプレイは12.3インチのデジタルメーターで、VWではこれまで『パサート』および『ティグアン』だけにしか搭載されていなかったもの。グラフィック表示になったメーターはドライバーの好みに応じて数種類のモードから表示パターンを選べるほか、ナビゲーションモードでは地図も映し出だせるという。

このほかVW純正インフォテイメントシステムのディスカバープロはディスプレーを大型化するとともにタッチスクリーンへと進化し、さらにはVWとして初めてとなるジェスチャーコントロール機能も加わった。

一方、安全技術ではコンパクトシリーズで初めてとなる渋滞時追従支援システムのトラフィックアシストを、『トレンドライン』グレードおよびマニュアル仕様車を除くモデルに標準装備した。また全車標準装備のプリクラッシュブレーキシステムであるフロントアシストには新たに歩行者検知機能が追加され、安全性が向上している。

また今回の改良ではスポーツモデルのパフォーマンスが向上している。VWジャパンの長谷川正敏営業本部長は「新型ゴルフGTIは10馬力アップの230馬力。史上最強のGTIの名のもと、さらに進化を遂げた。新型ゴルフR/バリアントRは30馬力アップの310馬力、加えてトランスミッションは新開発の湿式7速DSGを採用し、ゴルフの史上最高馬力を誇るモデルへのレベルアップになっている」と解説した。

《小松哲也》

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