初めての二輪車専用周遊パス、焦点は料金と開始時期…自民党PTで議論

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国土交通省高速道路課が、高速道路の二輪車用周遊パスの検討を始めている。早ければ5月30日の自民党政務調査会二輪車問題対策プロジェクトチーム(PT)の会合で具体案が示される予定だ。

高速道路の周遊パスとは、地域を限定して利用日を定め、期間内に利用した高速道路の料金を乗り放題の定額とする割引商品だ。「ドラ割」(東日本)、「速旅」(中日本)、「みち旅」(西日本)という名称で、各高速道路会社が多くの地域別周遊ドライブパスを発売しているが、二輪車の利用者に特化したプランはなかった。

伊勢田敏高速道路会長が3月に開催された自民党オートバイ議員連盟と公明党オートバイ議員懇話会の勉強会で、この原案を初めて示す。その中で同氏はこう説明した。

「どちらかというと四輪車のファミリーを念頭に作っているので、長距離かつ3日間とかの長い設定になっている。二輪車の特徴や行先に合わせたものを検討していかなければならない

さらに4月26日の自民党政務調査会二輪車問題対策プロジェクトチーム(PT)の会合で「二輪車専用ツーリング割引」として大枠を提示。ETC搭載車を対象に、インターネット事前予約によるツーリングプランで、定額乗り放題でエリアを100km~200km、1日~2日の期間を仮定した。

例に出た首都圏では、神奈川・山梨方面、群馬・栃木・茨城方面、千葉方面などにエリアを分けた。

気になるのは、このプランの価格設定と発売開始時期だ。既存の周遊パスには普通車と軽自動車の料金設定がある。車種区分でいえば、二輪車は軽自動車と同額になる。二輪車専用周遊パスは二輪車のツーリング喚起や地域化などを目的とする」ため、「(四輪車用の)半額程度」(伊勢田氏)を予定するが、周遊パスは設定するエリアや期間などの条件によって一律の比較ができない。さらに、二輪車シーズンは休日カレンダーだけなく、天候に大きく左右されるため、開始時期は利用率に大きく影響する。

《中島みなみ》

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