ボッシュとソニーが技術提携…自動運転用カメラを共同開発へ

自動車 テクノロジー ITS
ボッシュが想定する危険な走行状況
ボッシュが想定する危険な走行状況 全 3 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュとソニーセミコンダクタソリューションズは5月29日、技術提携することで合意したと発表した。

今回の技術提携は、自動運転車の目として重要な新しいカメラ技術の分野において、ボッシュとソニーセミコンダクタソリューションズが協力するのが狙い。両社は今後、照度条件が厳しい環境でも、車両の周囲を確実に検知できる最先端の画期的なカメラ技術の開発を目指す。

例えば、暗い場所から明るい場所に出る場合や、その逆の場合など、照度が急に変化する時でも確実に作動するカメラの存在が、自動運転には欠かせない。また、検知範囲内で明るさが大きく異なる場所がある場合にも、瞬間的にその相違を感知できる必要がある。

ボッシュは画像センシング技術と自動車関連技術のノウハウが、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転向けの画期的な新しいカメラの開発につながることを期待する。

ボッシュのGerhard Steigerシャシーシステム コントロール事業部長は、「ボッシュとイメージセンサーのマーケットリーダーであるソニーセミコンダクタソリューションズが、互いの技術ノウハウを持ち寄ることになる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る