銚子電鉄の電車が「超レトロ化」へ…ネーミングライツで
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「超レトロ電車」になるのは、2000形電車2両編成(デハ2001+クハ2501)のうち1両。レトロ感あふれる内装に改造する。銚子電鉄は「お客様に『古き良き日本』の雰囲気を味わっていただけるよう、準備を進めてまいります」としており、8月末までに内装デザインを決定。10月から改造工事に着手し、2018年1月に内装をお披露目して運行を開始する予定だ。
改装工事の費用は、マンション建設会社「金太郎ホーム」(千葉市花見川区)との車両ネーミングライツ契約に基づく協賛金(1000万円)で賄う。デザインは銚子電鉄の応援団体「銚電倶楽部」の会員からアイデアを募る。
金太郎ホームは観音駅のネーミングライツも取得。同駅の愛称が「金太郎ホーム」に変わる。医薬品メーカーの京葉東和薬品も本銚子駅のネーミングライツ引受企業になり、愛称が「上り調子 本調子 京葉東和薬品」になる。契約期間は観音・本銚子両駅とも6月1日から11月30日まで。
《草町義和》