高速バス車内で火をつける?---威力業務妨害で乗客の男を逮捕

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1日午後0時40分ごろ、福島県郡山市内を走行中の路線高速バス車内で、客として乗っていた男がライターでゴミに着火し、通路に投げるトラブルが起きた。延焼などはしていないが、警察はこの男を威力業務妨害の現行犯で逮捕している。

福島県警・郡山北署によると、威力業務妨害の現行犯で逮捕された48歳の男は、郡山市西田町の磐越自動車道・郡山東インターチェンジ(IC)付近を走行していた路線高速バス(いわき発、郡山経由の会津若松行き)の車内で、持っていたチラシのようなゴミにライターで着火。それを通路に放つなどしてバスの運行を妨害した疑いがもたれている

男はこれ以前から「トイレに行きたい」と数回に渡って叫ぶなどの興奮状態にあり、着火を目撃した別の乗客が運転士に報告。運転士は郡山東ICを出て国道288号に入ったところで警察に通報して停車。男は駆けつけた署員に逮捕された。他の乗客乗員21人にケガはなかった。

男が着座していた場所の近くには紙が燃えたような痕跡があったが、聴取に対して男は「火を着けていない」などと供述し、容疑を否認しているという。警察では他の乗客からも事情を聞くなど、事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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