モリタ、寒冷地域対応のCAFS消防車用泡消火薬剤を開発…-20度まで使用可能

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モリタ A火災用泡消火薬剤「ミラクルフォームα+」
モリタ A火災用泡消火薬剤「ミラクルフォームα+」 全 1 枚 拡大写真

モリタは、国内初となる-20度まで対応可能なA火災(普通火災)用泡消火薬剤「ミラクルフォームα+」を開発し、今年度より販売を開始した。

CAFS(圧縮空気泡消火システム)消防車用に搭載されるミラクルフォームα+は、従来品同様、主成分の界面活性剤は植物性油脂を原料とすることで環境面に配慮するとともに、淡水だけでなく海水でも十分な発泡性能を発揮する。

モリタは2007年、「環境にやさしい」をコンセプトに、CAFS消防車で使用するA火災用消火薬剤を混合濃度1%の淡水使用専用として開発。その後、東日本大震災における現地消防からの要望に応え、混合濃度は1%と変わらず、海水でも十分に発泡できる泡消火薬剤へとモデルチェンジした。

今回、新たに使用温度の下限値を-10度から-20度に下げることで、寒冷地域でも安心して使用できる泡消火薬剤「ミラクルフォームα+」を開発。今年度のCAFS消防車の納入分より搭載した。

《纐纈敏也@DAYS》

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