バイクのスマホ利用をもっと快適にする「Moto Sma Con(モトスマコン)」登場

モーターサイクル テクノロジー
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バイクのスマホ利用をもっと快適にする「くるくるピ」登場
バイクのスマホ利用をもっと快適にする「くるくるピ」登場 全 16 枚 拡大写真

ツーリングシーズン真っ盛り、バイクライダーにとっては絶好の季節がやってきた。「次の週末は○○に出かけよう!」な~んてツーリングの計画を立てている読者も多いのでは無いだろうか。

そんなツーリングのお供として近年欠かせなくなっているのがスマホだ。初めての地域に行く場合のナビゲーションとして、万が一仲間とはぐれた場合の連絡手段、さらには音楽プレイヤーとしても大活躍する必須アイテムのひとつだ。

しかし、バイクでスマホを利用するのには大きなハードルが……。そう、グローブをはめていると操作が難しいこと(ほとんど操作できない)。そんなユーザーにぴったりのアイテムとして開発されたのが「Moto Sma Con(モトスマコン)」だ。デンソーとヤマハのアクセサリーを扱うワイズギアが開発したこのアイテム、クルマ用として開発されてすでに発売中の「KKP(くるくるピ)」をバイク用にモディファイして新開発したもの。今回はこのアイテムに注目してみた。

「モトスマコン」の専用開発ならではの特徴と魅力

「モトスマコン」とは電池で駆動可能なスマホのコントローラー(スマホとはBluetoothで無線接続)。スマホにインストールされているナビゲーションや音楽プレイヤーなどのアプリをスマホの画面を操作すること無く遠隔操作できてしまうアイテムなんだ。

バイク用として新開発された「モトスマコン」の最大の特徴はその操作性。グローブをしていてもボタンのありかがわかるように操作部に突起を設けた。そのためグローブをしていても“触れている感覚”がしっかりと感じられるので誤操作もなくなるのだ。さらにボタンのクリック感も強めに設定。またジョグダイヤルを下部にレイアウトしてハンドルの下からアクセスする親指がジョグダイヤルを探すこと無く、スマートに操作できるようにした。いずれも実際にバイクに装着して使うことで生み出された自慢の操作性なのだ。

コントローラーのもう一つの見どころはデザイン。ハンドル周囲に取り付けることになるので操作性に加えてカッコ良さも大切。その点でも開発陣は非常にこだわり、ヤマハのバイクをデザインするチームが担当。ハンドルまわりのデザインとの形状&カラーリングの統一感も抜群に仕上がっているので、ぜひ現物を確認してみよう。

設置はバックミラーのボルトにホルダーを固定。コントローラー本体裏の強力なマグネットを使ってホルダーに磁力でセットするというスタイル(脱落防止のピンも装備)。マグネット固定なので脱着も容易で、バイクから降りるときにはさっと取り外せるのもイイ!

ライディング時に便利な使えるアプリも増加中

「モトスマコン」が利用できるアプリは無料のランチャーアプリ「スピン アンド クリック」と連携しているアプリとなる。すでにナビゲーションや音楽プレイヤー、電話、ラジオなど30を超えるアプリが利用可能だ。それぞれのアプリの操作もバイクで使いやすいようにチューニングされているのも気が利いている。例えば音楽プレイヤーは曲飛ばしやボリューム操作のみならず、アルバムの変更も可能。各アプリでよく使うであろう機能をボタンに割り当ててブラインドタッチを可能にしているのもライダーにはありがたい仕様だ。

ところで「モトスマコン」はBluetoothを利用しているのだが、最新のBuetooth4.0(Blootooth Low Enegy)を利用するので、インカムなど従来のBluetoothを利用する機器との併用も可能になった。

このような魅力満載の「モトスマコン」があればツーリングでスマホをもっと積極に活用することができるようになる。例えば初めての道路を走行している最中、自車位置周辺の地図を確認して“楽しそうなルート”に寄り道するな~んて事も可能。目的地までの最短ルートを示す実用的なナビ機能だけでは無く、ツーリングの楽しみを倍増してくれる新たツールとして活用できるのだ。

そしてデンソーはクルマ用に開発した「くるくるピ」で確立した“スマホをリモコンで操作する”サービスのさらなる拡大を計画中。その第一段となったのが今回紹介した「モトスマコン」となる。今後はクルマ用、バイク用に加えて音楽用やカメラ用、映画用などのさまざまなシーンに合わせたリモコンの開発も検討中。利用可能なアプリの拡大とも相まって、スマホをリモコンで操作するスタイルの急速な普及が予想されるので要注目だ。
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《土田康弘》

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