【CESアジア2017】ホンダ、AI・ビッグデータ・ロボティクス技術を活用したオープンイノベーションを中国でも加速

自動車 テクノロジー 安全
ホンダ ブースイメージ
ホンダ ブースイメージ 全 7 枚 拡大写真

ホンダは、6月7日から中国・上海で開幕した家電見本市「CES ASIA 2017」にて、「Cooperative Mobility Ecosystem(考える・つながる・楽しいモビリティのある世界)」をテーマに出展した。

ホンダブースでは、AI技術「感情エンジン」を搭載し、自動運転機能を備えたEVコミューターのコンセプトカー「ホンダ NeuV」や、ホンダ独自のバランス制御技術を応用した二輪のコンセプトモデル「ホンダ ライディングアシスト」をはじめ、さまざまな技術を公開した。

ホンダ NeuVは、ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うほか、ライフスタイルや嗜好を学習して、状況に応じた選択肢の提案を行うなど、ドライバーとモビリティの自然なコミュニケーションを実現。また所有者が使用しない時間には、所有者の許可を得て、自動運転で移動しライドシェアを行うなど、自動運転技術とAIによって拡がるモビリティの可能性を模索する。

ホンダ ライディングアシストは本体が自立でき、ライダーが少しバランスを崩しても、バイク自体がバランスを保つことで、低速走行時や停止時のふらつき、取り回しの際の転倒リスクを軽減。通常の走行時には、既存の二輪車と同等の操縦性を実現している。

ホンダブースではこのほか、ROS(ロボット オペレーション システム)対応のAPI搭載で遠隔操作を可能にしたパーソナルモビリティ「UNI-CUB β」やコネクテッドカー技術でスムーズな交通の流れを実現する提案「Safe Swarm」、自動運転を実現する画像認識システム「ホンダ HMIコンセプト」、ハンディタイプ蓄電器「LiB-AID E500」の市販予定モデルなどを公開。人々の生活の質を高める新価値提供に向け、AI、ビッグデータ、ロボティクス技術を活用したオープンイノベーションを加速させる。

《纐纈敏也@DAYS》

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