ホンダ、「EV開発室」を設立---2018年までに2車種を発表

エコカー EV
ホンダ・クラリティ・エレクトリック
ホンダ・クラリティ・エレクトリック 全 3 枚 拡大写真

ホンダは6月8日、2018年までに新型EV 2車種を発表することを明らかにした。

新型EVのうち、1車種は中国専用モデル。中国では、政府のNEV(ニュー・エネルギー・ビークル)政策によって、排出ガスのクリーン化、燃費の向上、そして電動化の3つの領域すべてにおいて、世界最高レベルの達成が求められている。ホンダは独創的な技術でより早く、高いレベルでこれらを達成するべく、2018年に中国専用の新型EVを発表する。

もう1車種のEVは、中国市場とは異なる他の地域に向けた専用モデルになる。ホンダによると、現在開発を進めており、2017年秋のモーターショーで初公開する予定だという。

ホンダはゼロエミッションビークル(ZEV)として、燃料電池車(FCV)を重視してきた。しかし今後は、EVの開発も強化し、2030年に四輪車グローバル販売台数の3分の2を、電動化することを目指す。

なお、ホンダは電動車両の開発速度を速めるために、開発体制を強化。パワートレインから車体まで、1台を一貫して開発する専門組織「EV開発室」を、研究所内に設立したことも、合わせて明らかにしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る