高齢化が進むニュータウンでの自動運転サービス実現に向けて実証実験を検討

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ニュータウンにおける多様な自動運転サービスのイメージ
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国土交通省は、急速な高齢化が進むニュータウンで高齢者の移動手段を確保するため、自動運転技術の活用を検討する。

ニュータウンの一部では都市部に先駆けて高齢化が急速に進んでおり、自家用車を運転できない人が増加している。また、郊外にあるニュータウンは高低差が多いところもあり、徒歩による移動が困難。利用者ニーズや利用場面に応じたデマンド交通、巡回型バスなどの様々な交通サービスの提供が求められている。

これらの課題解決に自動運転サービスの活用を模索するための実証実験を実施する。

自動運転実証実験ではカーシェアによるデマンド交通の導入を実験として、歩車混在の地区内道路を通行し、自宅から拠点施設などの目的地まで運行する交通手段を導入する。歩行者、自動車交通が混在した道路における車両運行の安全性を検証するとともに、自動運転に対応したデマンド運行システムを検証する。

巡回型バス交通の導入実験としてバス専用レーンなどを通行し、ニュータウン内を循環するバス交通を導入する。バス停における正着制御の検証や、バス運行における遠隔操作システムを検証する。

さらに利用者からの呼出に対し、最適手段を選択・提供する運行システムの導入も実験する。経路途上でのルート変更に対する自動運行システムの即応性の検証や、利用者の呼出に対する選択手段・ルートの妥当性について検証する。

《レスポンス編集部》

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