【ルマン24時間】予選1日目はトヨタがワンツー、ポルシェに0.9秒リード

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017ルマン24時間レース
2017ルマン24時間レース 全 4 枚 拡大写真

今年も世界三大レースの一つであるルマン24時間耐久レースが現地時間の14日、フランスのルマンにあるサルトサーキットで開幕。予選1日目はマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ステファン・サラザン組のNo.7トヨタ「TS050ハイブリッド」がトップタイムを記録した。

今年もWEC(世界耐久選手権)第3戦として、同レースと同じく4クラス構成で開催。最高峰のLMP1-Hクラスはアウディが撤退し、ポルシェ「919ハイブリッド」と、トヨタTS050ハイブリッドとの対決となる。

6月初旬に行われた公式テストでは、トヨタ勢が頭一つ抜け出ていたが、今回も走り出しからその好調を維持。一時はトップ3を独占するほどの速さをフリー走行では見せた。

現地では夕暮れとなる22時から予選1回目が始まると、トヨタ勢はさらにタイムを更新。その中でも7号車が3分18秒793を記録し、トップに躍り出た。2番手にはセバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン/中嶋一貴の8号車が0.638秒差でつけ、ポルシェ勢はティモ・ベルンハルト/アール・バンバー/ベルンドン・ハートレー組の2号車が3番手につけたものの、トップから0.917秒差をつけられる展開となってしまった。

現地では15日夕方~夜にかけて予選セッションをあと2回実施。3回を通して記録されたベストタイム順でグリッドが決定。今年のルマンのポールポジションが決まるのは日本時間の16日7時ごろになりそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る