ボッシュ、史上最大の投資…自動運転技術などの開発強化

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュの半導体研究開発
ボッシュの半導体研究開発 全 3 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは6月19日、自動運転技術の開発などに、単一の投資としては同社130年以上の歴史において、最大となる約10億ユーロ(約1250億円)を投資すると発表した。

ボッシュは今回の投資により、ドイツ・ドレスデンに新たな半導体工場を建設する計画。工場は2019年末までに建屋を完成させ、2021年末までの稼働を目指す。

新工場では、12インチの半導体を生産する予定。従来の6インチおよび8インチの半導体と比較すると、12インチの半導体は能力に優れる。世界の半導体市場は、2019年まで年間5%以上の成長が見込まれており、ボッシュは新工場の建設で、半導体への需要に対応していく。

ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長は、「半導体はすべての電子システムの中核要素。コネクティビティや自動運転が進化するにつれて、アプリケーションはますます多くの分野で使用される。半導体の生産能力を拡張することにより、将来に向けて健全な基盤を構築し、競争力を強化していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る