極東開発工業は6月21日、インドネシア・ジャカルタで建設を進めていた立体駐車装置の初号機が完成したと発表した。
インドネシアでは、モータリゼーションの拡大や人口の増加により都市部において駐車場不足の問題が発生しており、立体駐車装置の潜在的な需要が見込まれている。極東開発では、インドネシア工場の合弁パートナーであるインドモービル社グループ会社のジャカルタ市内にある乗用車販売会社敷地内に、2014年より立体駐車装置のデモ機を設置。現地の市場調査を進めていたところ、初号機を受注し、現地への部材の輸出および建設を経て、今回完成した。
ジャカルタ市内に建設した初号機は、3段式で合計46台駐車可能な立体駐車装置。同社グループではデモ機および初号機を通じて立体駐車装置の利便性を訴求し、拡販および受注を図っていく。