西鉄ターミナル駅に「新タイプ」ホームドア設置へ 2021年度めど

鉄道 企業動向
西鉄福岡(天神)駅のホーム。2021年度をめどにホームドアが整備される。
西鉄福岡(天神)駅のホーム。2021年度をめどにホームドアが整備される。 全 2 枚 拡大写真

九州大手の西日本鉄道(西鉄)は6月21日、西鉄福岡(天神)駅(福岡市中央区)にホームドアを整備すると発表した。2021年度をめどに、同駅の全てのホームに設置する。

西鉄福岡(天神)駅は天神大牟田線のターミナル。1日平均の乗降人員(2016年度)は13万1108人で、10万人を超えている。国土交通省は2016年12月、10万人以上の駅はホームドアを優先的に整備するとした指針を示している。

西鉄は「ホームドアについては、車両形式により扉の枚数や位置が異なることなどから、整備が困難な状況」とする一方、「異なる扉枚数や扉位置にも適合できる新しいタイプのホームドアの検討」を進めるとしている。

西鉄を除く大手私鉄15社のうち、ホームドアを既に導入しているのは東武鉄道や名古屋鉄道(名鉄)など9社。京成電鉄や阪急電鉄など6社は設置計画を発表している。西鉄がホームドアの整備計画を発表したことにより、全ての大手私鉄でホームドア導入のめどがたった。

《草町義和》

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