インクリメントPとHERE社、自動運転向け高精度地図ソリューションで提携

自動車 テクノロジー 安全
インクリメントP MapFan イメージ画面
インクリメントP MapFan イメージ画面 全 1 枚 拡大写真

パイオニアは6月26日、子会社であるインクリメントPがオランダの地図および位置情報サービス提供会社 HEREと、自動運転に向けたグローバルな高精度地図ソリューション実現を目的とした基本契約を締結したと発表した。

インクリメントPとHEREは、標準地図データのグローバルな提供において協業を進める。両社は、各々が保有する標準地図データを既存および将来の商品やサービスに活用でき、今下期よりグローバル地図データの提供を開始する予定。また共通フォーマットなど、一貫性のあるグローバル地図データの供給を検討していく。

また両社は、自動運転をサポートする高精度地図の共用化に向けて評価を開始。今後、自動運転車両メーカー向けに、グローバルで一貫性のある高精度地図データの提供を目指す。両社は日本で高精度地図の協調領域における基盤を提供するダイナミックマップ基盤企画の活動と連携。インクリメントPは同社の出資者の一員であり、HEREは同社と高精度地図制作における協業に向けての議論を開始した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  5. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る