2017年後半の発表がアナウンスされている日産の電気自動車『リーフ』新型。コックピットや外装の一部など、その姿が公式によって徐々に明らかにされつつある。バッテリー容量が2倍になる、とも噂されるリーフ新型の情報を、公道テストをおこなう写真とともに入手した。
今回とらえた開発テスト中の車両は、Vモーショングリル、シャープに釣り上がったヘッドライトとLEDチューブデイタイムランニングライト、縦長からブーメラン型に変更されるテールライトなどの一部が露出している。丸みのあるデザインだった現行型と比べると、よりシャープで精悍な表情や、全高の低さが見て取れる。全体のイメージは新型『マーチ』に近い。
フロントグリルにあたる部分は、ボディとは異なる黒いカモフラージュが施されている。ボディ側には給電口らしきものが見当たらないため、現行型と同じくフロント給電となりそうだ。
注目の航続距離は、バッテリーの増量やシステムの強化により400kmへと大幅に向上されるほか、最高出力も現行モデルの109psから、160ps程度へとパワーアップが見込まれている。EVとしての実用性、EVならではの走りの良さはさらに高められるだろう。
ハイテク面では、『セレナ』や『エクストレイル』で採用されている高速道での部分自動運転技術「プロパイロット」が、リーフとして初めて搭載される。
ワールドプレミアは2017年9月のフランクフルトモーターショーが有力。10月の東京モーターショーで、日本初披露となる可能性もある。