日本特殊陶業、タイに新工場建設…自動車用各種センサの生産体制強化

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タイNGKスパークプラグ 新工場の外観
タイNGKスパークプラグ 新工場の外観 全 1 枚 拡大写真

日本特殊陶業は6月26日、自動車用各種センサの需要拡大に対応するため、タイに新工場を建設すると発表した。

近年、世界各国で厳しくなる燃費・排ガス規制の強化に伴い、排ガス中の酸素濃度を検出するセンサをはじめ、同社の各種センサの需要が拡大。特に、欧州地域を中心に、新興国でも環境規制強化の動きが加速している。

タイNGKスパークプラグは、アジア諸国における自動車用センサの製造拠点として、2010年に生産を本格的に開始した。今回、各種センサの生産拡大に伴い、既存工場に隣接する土地へ新工場を建設。タイNGKで生産しているジルコニア酸素センサと温度センサに加え、新たに全領域空燃比センサの生産を計画している。

2017年11月に新工場の建設に着工し、完成次第、順次生産を開始する。新工場建設と能力増強に伴う投資額は、約120億円を予定。2023年までに、タイNGKでのジルコニア酸素センサの生産能力を約2倍に、温度センサの生産能力を約2.5倍に引き上げていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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