アウディとシェフラー、提携拡大…次世代フォーミュラE用パワートレインを共同開発

エコカー EV
提携を拡大し、次世代フォーミュラE用パワートレインを共同開発すると発表したアウディとシェフラー
提携を拡大し、次世代フォーミュラE用パワートレインを共同開発すると発表したアウディとシェフラー 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは6月27日、アウディとの提携を拡大し、次世代の「フォーミュラE」用パワートレインを共同開発すると発表した。

フォーミュラEは、世界最高峰のEVレース。FIA(国際自動車連盟)が認める国際選手権シリーズとして、2014年9月から開催されている。アウディは2014/2015年シーズンから、チームABTシェフラーをサポートする形で、フォーミュラEに参戦。2016/2017シーズンから、チームABTシェフラーとの関係をさらに強化し、ワークス体制での参戦に切り替えた。

今回の両社の提携拡大では、両社の技術協力を3年間延長し、2019/2020シーズンまでにすることが決定。このパートナーシップには、モーターやパワーエレクトロニクスなど、次世代フォーミュラE用パワートレインの共同開発が含まれる。

シェフラーは現在、スタータージェネレーターから48Vシステム、ホイールハブモーター、Eアクスルまで、パワートレイン全体を電動化させるための幅広い製品を展開。これらのノウハウを、次世代フォーミュラE用パワートレインの共同開発に生かしていく。

シェフラーのPeter Gutzmerチーフテクニカルオフィサーは、「市販車向け部品の開発と生産の両方で数十年、アウディと革新的に協力してきたように、両パートナーがこの共同開発に最善を尽くすと確信している」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  3. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る