【グッドウッド2017】アウディ R8 スパイダーに610馬力の「V10プラス」…最新コネクト搭載

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アウディR8スパイダーV10プラス
アウディR8スパイダーV10プラス 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは6月30日、英国で開幕したグッドウッドフェスティバルオブスピードにおいて、『R8 スパイダー V10プラス』をワールドプレミアした。

同車は、『R8』のオープンモデル、『R8スパイダー』の最強グレード。ミッドシップには、自然吸気の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン「FSI」エンジンを搭載。専用チューニングを受けており、最大出力610hp、最大トルク57.1kgmを引き出す。

これは、ベースとなった『R8 スパイダー V10 5.2 FSIクワトロ』の最大出力540hp、最大トルク55.1kgmに対して、70hp、2kgmの強化。アウディは、「アウディの量産エンジンとしては最もパワフル」と自信を示す。

バケットシートには、カーボンファイバー素材を採用して軽量化。エクスクルーシブデザインパッケージとして、専用の「マイクロマータ」と呼ばれるグリーンのボディカラーが用意された。

トランスミッションは7速Sトロニック。駆動方式は4WDのクワトロ。R8 スパイダー V10プラスの動力性能は、0‐100km/h加速が3.3秒、最高速が328km/h。R8 スパイダー V10 5.2 FSIクワトロに対して、0‐100km/h加速は0.3秒短縮され、最高速は10km/hの上乗せ。アウディのオープンモデルで、最速のパフォーマンスを達成している。

また、R8 スパイダー V10プラスには、アウディの最新コネクティビティを搭載。インフォテインメントシステムの核となるMMIナビゲーションプラスは、MMIタッチ付きとし、操作性を引き上げた。フリーテキストサーチ機能や最新の音声認識技術も導入する。

さらに、「アウディコネクト」も設定。LTEによる高速インターネット接続を可能にする。また、アウディスマートフォンインターフェースによって、アウディバーチャルコクピットが、アップルのiOSとグーグルのAndroidに連動する。

《森脇稔》

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