コンチネンタル、学習効果で車両が自動駐車を行うシステムを開発

自動車 テクノロジー 安全
コンチネンタルの自動駐車システム
コンチネンタルの自動駐車システム 全 2 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは6月30日、学習効果によって、車両が自動駐車を行うシステムを開発したと発表した。

この自動駐車システムは、駐車時のわずらわしさから、ドライバーを解放することができるソリューションとして開発されたもの。車両が、駐車手順を記憶。ユーザーはスマートフォンやキーのボタンを押すだけで、車両が以前に学習した駐車手順を実行する。

コンチネンタルの自動駐車システムでは、カメラやレーダーなどのセンサーを使用して、車両の周囲を検知。システムは、センサーのデータから周囲の正確な地図を作製し、この地図を記憶する。車両がこの地図のエリアにある場合、車両はその正確な位置を決定し、学習されたルートを自動運転できる。

コンチネンタルは、この自動駐車システムを2020年から生産する予定。次の段階として、完全自動運転の実用化を目指す。

コンチネンタルのシャーシ&セーフティ部門の先進技術担当、Alfred Eckert責任者は、「この自動駐車技術は、車両のセンサー技術を効率的に利用する方法の良い例」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る