義理と人情に厚い下町、実直なココロで地域とつながる…堀切自動車工場 

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堀切菖蒲園の商店街を抜けたところに店舗を構える
堀切菖蒲園の商店街を抜けたところに店舗を構える 全 19 枚 拡大写真

東京都葛飾区堀切。下町情緒が溢れ、花菖蒲の名所として知られる堀切菖蒲園のすぐ近くに堀切自動車工場(堀切4-6-16・伊藤宏文社長)はある。京成線『堀切菖蒲園駅』から歩いて5分ほど、昔ながらの商店街を抜けたところに本社工場を構える。

東京下町に店舗を構える

まさに、『ザ・下町』に店舗を構える同社が提供するメニューは、鈑金塗装、ロードサービスを中心に、車検、点検整備、新車・中古車販売やレンタカー業務に加えて、保険代理店業務も行う。

本社工場では鈑金塗装と点検や一般整備を行うが、官公庁の車両整備も請け負い、技術力の高さには定評がある。また、車検に関しては葛飾自動車総合センター事業協同組合に加盟し、こちらの葛飾車検センターで行っている。自動車整備用の広い敷地を確保するのが難しい、東京23区ならではの形態だが、地元葛飾では納期が早く、確実で安心な整備をしてくれると評価は高い。

伊藤社長の父である先代社長が、昭和29年に事業を始めた時は自転車の販売や修理を行っていた。そこから高度経済成長やモータリゼーションといった時代の流れに乗りながら、昭和38年には自動車の整備を始めており、50年以上の歴史を持つ老舗整備工場だ。当時の写真を見せてもらったが、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界観そのもの。その時代から現在まで、一貫して地元密着の経営を続け、絶大な信頼を誇る。

あらゆる損傷を元通りにする

鈑金業から始まった歴史を持つ堀切自動車工場。長年の経験から蓄積されたノウハウと、高い技術力を駆使して、事故に遭ったクルマの修理に当たる。経験や技術に加えて、工場内に所狭しと並ぶ最新の設備を使い、あらゆる損傷状態のクルマをキレイに元の状態に戻していく。その信頼性の高さゆえ、入庫車両が途切れることがない。

「確かに鈑金の入庫が売上の多くを占めるけど、そこにだけ力を入れている意識はあまり無い」と話す伊藤社長。お客さまから頼まれたり、相談されたことにどんなことでも「どうにかしてあげたい」とできる限り応えようとした結果だという。

義理人情に厚い東京下町に生まれ育った伊藤社長ならではの感覚だが、「お客さまとは、ずっとそういう関係でやってきたからそれが当り前」と言い、全てのサービスメニューを同じように取り扱っていると話した。

『熱い思い』で独自のサービスを考案!

顧客との関係性を何よりも大切にする伊藤社長だが、最も頼りにされる瞬間が事故や故障の時だ。堀切自動車工場では、24時間365日対応のロードサービスを行っているが、専門の部署は持たず、同社の整備士5人が順番でそのサービスにあたる。

根本にあるのは『地域のお客さまを少しでも早く助けたい』という思いだ。最近では、伊藤社長が自ら考えた、同社独自の新たなサービスとして『ロードサービスカード』の発行を始めた。事故や故障の時に迷わずロードサービスを呼べるように、保険会社と堀切自動車工場の連絡先が書かれた名刺大のカードで、ユーザー毎の加入保険会社の連絡先と、その保険の有効期限、車両番号が記入されている。

「事故とか故障の時は冷静でいられないし、クルマの中に保険証券を積んでいなかったり、実はどこの保険会社で保険に入ってるか知らない人の方が多い。このカード1枚、サイフにでも入れておいてくれれば連絡先はわかるし、何より大事なことは、心細くなっているお客さまをお待たせしなくてすむ」と説明する。

実際のところ、通常は保険会社がロードサービスの手配や調整などを終えてから出動するので、やたら時間がかかる。一方、直接連絡を受けた場合は、すぐに現場に出動できるので、はるかに時間を短縮できる。もちろん、所定の必要な手続きは踏むが、現場に駆け付けているのと同時に手続きはしてくれているので安心だ。

驚きなのは、同社で保険加入していない顧客にも必ず声を掛け、可能な限りカードを発行していることだ。加えて、カードを発行する際には、現在加入している自動車保険の内容のカウンセリングまでしてくれる。「特にウチに切り替えて欲しいわけじゃない。入ってる保険の内容について理解してないお客さまがあまりに多くて、事故の時に困ってる姿はかわいそうで見てられない。あくまでサービスの一環だね」と言い切る伊藤社長。『すべてはお客さまのため』という信念に揺るぎはない。

「お客さまとともに成長したい」

取材の終わりに、今後の展開について尋ねると、「真新しいことを始めるつもりはないですよ。お客さまを満足させるという姿勢を、今よりももっともっと徹底的に広めたい。まだまだ、その思いが伝わりきっていないかもしれないし、時代は変われど人はそうそう変わらないと思うので、客商売の一番の基本を大事にしたい」との答えが。

義理人情に厚い下町とはいえ、時代とともに周囲の環境は変化し、商売の相手も変わっていったという。それでも地元密着を貫き、そこにこだわり続けた。

「お客さまとともに成長したい」と話す伊藤社長の言葉通り、顧客の一番近いところで寄り添い続けることで、見事に時代の流れや環境の変化に対応する。これから先も、クルマを通して地域を支え、頼れる存在であり続ける。実直を絵に描いたような堀切自動車工場に、愛車の相談をしてみてはいかがだろう?

<店舗情報>
堀切自動車工場 www.horikiri-car.com
〒124-0006 東京都葛飾区堀切4-6-16
03-3693-5105
営業時間:平日8:00~17:00
定休日 :年中無休

【東京都葛飾区】堀切自動車工場 鈑金塗装やロードサービスの依頼が多い! 老舗ショップ

《カーケアプラス編集部》

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