オートバックス、「ペダルの見張り番」売上金の一部を交通遺児等育成基金へ寄付

自動車 テクノロジー 安全
交通遺児等育成基金 内田専務理事(左)とオートバックス 小林喜夫巳社長
交通遺児等育成基金 内田専務理事(左)とオートバックス 小林喜夫巳社長 全 4 枚 拡大写真

オートバックスセブンは、2016年12月から販売を開始している急発進防止装置「ペダルの見張り番」の売上金の一部、100万円を交通遺児等育成基金へ寄付したと発表した。

ペダルの見張り番は、踏み間違い事故を未然に防ぐため開発した後付け可能な急発進防止装置。10km/h未満での徐行時や停止状態で、ブレーキと誤ってアクセルを強く踏み込んでしまった際は、車両側の車速・ブレーキ信号を検知し、アクセル開度を電気的に制御するオーバーアクセルキャンセラーにより、誤発進を防止。また、アクセルとブレーキを同時に踏んだ際は、ブレーキオーバーライドシステムが機能し、ブレーキ動作を優先する。

昨今、高齢者や運転に不慣れな人による、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が相次いで発生している。同社では、同製品を通じて交通事故が撲滅されるようにという願いを込めて、売上金の中から100万円を交通遺児等育成基金へ寄付した。

ペダルの見張り番は、軽自動車からミニバンまで、国産車100車種以上に幅広く対応。オートバックスによると、取付車種は軽自動車やコンパクトカーが多く、購入者の8割は65歳以上。「親のクルマに装着したい」と親子で来店するケースも多くあったという。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る