サーキットの実況でお馴染みピエール北川アナが N-ONEレース に挑戦!

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サーキットの場内実行でおなじみのピエール北川アナウンサーがレースに挑戦!
サーキットの場内実行でおなじみのピエール北川アナウンサーがレースに挑戦! 全 13 枚 拡大写真

ナンバー付き車両のワンメイクレースとして2014年から始まった「N-ONE OWNER’S CUP」に、普段はサーキットの場内実況で会場を盛り上げているピエール北川アナウンサーが初挑戦。気軽に楽しめるN-ONEレースならではの魅力を語ってくれた。

ピエール北川アナウンサーは、SUPER GTやスーパーフォーミュラなど国内4輪レースを中心に、鈴鹿サーキットで行われるF1日本GPや鈴鹿8耐、ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP日本グランプリなどでも場内実況を担当している。

レース前の「Are You Ready?」と観客に呼びかけサーキット全体を盛り上げることで、モータースポーツファンや関係者の間ではお馴染みの存在だ。

実は、シリーズがスタートする前にはスタディモデル(開発用の車両)を試乗した経験もあるとのことで、同レースは第1回目から実況を担当。今年もスーパーフォーミュラと併催されるレースでは実況を行い、軽自動車によるワンメイクレースを盛り上げている。

「このカテゴリーのスタディモデル(開発用の車両)ができた時に、ご縁があって試乗させていただく機会がありました。すごく面白かったのを今でも覚えています。その後、第1回目のレースの時からホンダさんからお仕事をいただいて、レースを盛り上げるべく実況をしています」

「N-ONE OWNER’S CUPは、いいカテゴリーだと思います。こうやって皆さん和気あいあいとやって、自分のお財布でレースができますしね。今では予選落ちが出るくらい盛況になってきましたね」と語るピエール北川アナウンサー。

レース参戦となると、莫大な費用がかかりそうだが、使用する車両は市販のホンダ『N-ONE』で、参戦に必要な安全装備が付いていれば中古車でも可能。さらにエントリー料も3万3000円(税別)と他のレースよりも安価で、気軽に参加できるのが特徴。もちろん、ナンバー付き車両のため、自走でサーキットに行き来も可能なのだ。

「こうして軽自動車で気軽にモータースポーツが楽しめるし、このクルマで家まで行き帰りもできるし、お家からサーキットまで来て、これでレースをして、また家に戻る。そうして1日が楽しく終わるというのは画期的だと思いました」

そんなピエール北川アナウンサーが今回、N-ONE OWNER’S CUPに挑戦。5月13日に富士スピードウェイで行われた第6戦と、6月24日に鈴鹿サーキットで行われた第8戦に自らエントリー。第6戦は雨の中で果敢な走りを見せ15位で見事ポイントを獲得。第8戦も19位でフィニッシュした。ただ本人はリザルトよりも、以前から参戦を希望していたレースに出られたとあって、終始楽しそうな表情を見せていた。

「やっぱり実況しているだけでは面白くなくて、どこかでレースをでたいなと思っていたら、やっと4年目にして、シリーズ戦も増えてビックレースでの併催以外でも開催されるようになって、僕が実況を担当しない時にレース出てみますか?というので、実現しました」

またパドックは、いつも和気あいあいで、コース上ではライバルであるドライバー同士が、より速く走るためにテクニックや攻略法を共有しあったり、自チームでないところのマシンに不具合が起きていたら、進んで手伝いに行ったりと、分け隔てのないアットホームな雰囲気が、このレースの魅力でもある。

「皆んないつも楽しそうだったし、僕もこのファミリーに入れてもらいたいなと思って、やっとそのチャンスがきて良かったです」

「パドックでは、工具を貸したり、分からないことを教えあったり、チームの垣根を越えて協力し合うところがあります。レース中は真剣勝負をするけど、その前後はパドックはすごくいい雰囲気ですよ」

「今後も少しずつでいいので、参加者が増えていってほしいですね。全戦を回らなくても地元のサーキットだけ出るという人もこれから出てくると思います」

「N-ONEのレースがあるから、ちょっと遠くのサーキットに行って、ついでに観光してこようという、動機付けになってくれるでしょうし、例えば“レクリエーション”として会社で1台買って、社内のメンバーでドライバーを入れ替えて参戦するのもいい。色々な楽しみ方ができると思います」

「今回レースをして、改めて奥が深いし、思った以上に難しいと感じました。今年は、この2戦だけで終了ですが、来年以降もスケジュールが合えば出たいですね」

今週末の7月8・9日に富士スピードウェイで開催されるスーパーフォーミュラ第3戦でも併催される他、まだ各地のサーキットでも開催日程が残っているN-ONE OWNER’S CUP。サーキットに足を運んだ際には、ぜひこちらも注目してみていただきたい。

《吉田 知弘》

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