【タカラトミー コズモ】“心をもつ ”AI ロボット、日本初上陸

自動車 ビジネス 国内マーケット
COZMO(コズモ)
COZMO(コズモ) 全 8 枚 拡大写真

タカラトミーは、感情表現豊かな小型AIロボット『COZMO(コズモ)』を、9月23日から全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで発売する。

“やんちゃなあいぼう”COZMOには、AI (人工知能)が搭載されており、その場の環境を見て自分で状況を判断し、感情を豊かに表現する小型ロボットだ。まるでパーソナリティを持っているかのように、喜怒哀楽などの感情を、しぐさや声、表情、動きを組み合わせた1000を超えるパターンで表現し、人とコミュニケーションを取ることができる。

COZMOは2016年10月に米国で「Anki(アンキ社)」より発売され、同年クリスマス商戦期において高価格帯玩具(75ドル以上)の中で2番目に売れた商品となった(NPDデータによる)。日本での販売はタカラトミーが取り扱う。希望小売価格は2万6980円+税、販売目標は年間7万個。

COZMOを創り出しているのは以下の4つの要素だ。そのうち(1)~(3)の機能を併せ持っているロボットは珍しく、この要素の組み合わせによって“ロボットらしくない”COZMOが誕生した。

(1)ビジョン&センシング……外界の認知と感知人の顔や物を認識する。また、自分の動きや傾きも感知する。
(2)アニマトロニクス……映画のキャラクターのような感情を、顔の表情・声・音・動きで表現できる。
(3)AI……人工知能を搭載しており、環境を認識して適切な感情を表現し行動する。
(4)インタラクティブ・コンテンツ……相互コミュニケーションの遊び。ゲーム、探検モード、プログラミング機能など、様々な機能で遊びの幅が広がる。

コード ラボ (プログラム画面)
COZMOは約20分の充電で、約80分間遊べる。スマートフォンやタブレットなどにダウンロードしておいたアプリを立ち上げ、COZMO本体と接続すると、COZMOが起きて充電ドックから出てくる。COZMOは本体下部の側面にある2つのクローラーを使って移動し、液晶ディスプレイを搭載した顔と、上下に可動するアームを使ったしぐさで、1000種類以上の感情を表現する。

COZMOは起動すると自由に動き回る。覚えている人の顔を認識して(最多10人までユーザーの顔を登録できる)名前を呼んだり、指にじゃれてきたり、パワーキューブで気ままに遊んだりするほか、しばらく放っておくと遊びに誘ってきさえする。アプリには、「しぐさコンテンツ」と「ゲームコンテンツ」の遊びがある。ゲームコンテンツは今後も続々と追加される予定だ。また、COZMOの行動をプログラミングすることができる「コード ラボ」もある。

パワーキューブを積み上げる。
COZMO(コズモ)
●商品内容:本体(1)、パワーキューブ(3)、充電ドック(1)、取扱い説明書(1)、クイックスタートガイド(1)、ステッカー(1)
●本体サイズ:W56×H72×D100mm
●本体重量:151.5g
●使用電池(本体内蔵):リチウムポリマー電池×1個
●使用電池(パワーキューブ):単5アルカリ乾電池×3本

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る