ルノーが仏高速道路会社と提携…自動運転車向け技術を共同開発

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ルノーのEV、ゾエ
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フランスの自動車大手、ルノーグループは7月10日、フランス北東部高速道路会社(SANEF)と提携し、自動運転車のための高度なソリューションを共同開発すると発表した。

今回の提携では、自動運転車と道路インフラ間の通信をさらに発展。自動運転車が道路の安全性を高め、死者をゼロにすることを目指す。

具体的には、ルノーグループとSANEFは、SANEFが開発したコネクテッドインフラ(V2X)を利用し、自動運転車による特定のパイロットプロジェクトを開始。例えば、料金所の1km手前で情報を受信。車両は料金所に向けて、車線内での位置を予測し、速度標識に従って自動的に減速することが可能になる。

ルノーグループのMathieu Lips氏は、「車のドライバー、乗員、その他の人々の安全を最大限確保するにには、政府と民間の関係者が、それぞれ独自の専門知識を持っている必要がある。目標はSANEFと協力して、安全性を進歩させる適切なソリューションを開発し、最も快適な自動運転をできるだけ早く実現すること」と述べている。

《森脇稔》

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