ルノーが仏高速道路会社と提携…自動運転車向け技術を共同開発

自動車 テクノロジー ITS
ルノーのEV、ゾエ
ルノーのEV、ゾエ 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーグループは7月10日、フランス北東部高速道路会社(SANEF)と提携し、自動運転車のための高度なソリューションを共同開発すると発表した。

今回の提携では、自動運転車と道路インフラ間の通信をさらに発展。自動運転車が道路の安全性を高め、死者をゼロにすることを目指す。

具体的には、ルノーグループとSANEFは、SANEFが開発したコネクテッドインフラ(V2X)を利用し、自動運転車による特定のパイロットプロジェクトを開始。例えば、料金所の1km手前で情報を受信。車両は料金所に向けて、車線内での位置を予測し、速度標識に従って自動的に減速することが可能になる。

ルノーグループのMathieu Lips氏は、「車のドライバー、乗員、その他の人々の安全を最大限確保するにには、政府と民間の関係者が、それぞれ独自の専門知識を持っている必要がある。目標はSANEFと協力して、安全性を進歩させる適切なソリューションを開発し、最も快適な自動運転をできるだけ早く実現すること」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る