【低音強化大全】本格サブウーファーユニットの使いこなし術 Part.1

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ダイヤトーン・SW-G50
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カーオーディオにおいて、サブウーファーはなくてはならない存在だ。その理由の解説から始まり、導入方法の具体策をご紹介している当シリーズ連載。第4回目となる今回は、「本格サブウーファーユニットの使いこなし術」のPart.1をお贈りする。

■導入のハードルが高い“本格サブウーファーユニット”。しかし、メリットは多々。

ここまで、“パワードサブウーファー”、そして“コンプリートウーファーボックス”について、それぞれのメリットや、導入するときのコツ等を解説してきたが、今回からはいよいよ、“本格サブウーファーユニット”についての解説に突入する。

“本格サブウーファーユニット”とは、単体で販売されているサブウーファーのことである。これを用いて音を出すためには、サブウーファーボックスをワンオフする必要があり、さらにはパワーアンプが必要となる。それぞれを用意しなくてはならないので、これまでご紹介してきたものに比べて、導入のハードルは高くなる。

しかしながら、メリットも多々ある。ざっと挙げていくと、1・好きなユニットが選び邦題、2・鳴らし方をある程度自由にコントロールできる、3・好きなパワーアンプが選べる、4・設置方法もいろいろ選べる、以上が主なメリットだ。

それぞれについて、詳しく解説していこう。まずは「1」から。“本格サブウーファーユニット”は、ともかく製品ラインナップが充実している。各社からさまざまなタイプ、さまざまなグレードのモデルがリリースされている。“本格サブウーファーユニット”は、もっとも製品バリエーションの多いジャンルであるのだ。

種類が多いからこそ、何を選ぶべきかが難しくもなるが、あれこれ悩むこともカーオーディオの楽しみの1つ。ここはいろいろと、あーでもないこーでもないと悩み抜き、その過程を大いに楽しんでいただきたいと思う。

■チョイスにおいてはまず、“ブランド”の絞り込みから入りたい。

では、どのような選び方をするといいのだろうか。続いては、選び方のキモを解説していく。

さて、最初に行うべきはズバリ、「ブランドの絞り込み」だ。ブランドを絞り込めると、選ぶべきサブウーファーユニットに辿り着きやすい。

では、どのようにブランドを絞り込むといいのかというと…。第1の選択肢として浮かび上がるのは、「フロントスピーカーと同一ブランド」である。

チョイスにおいてはいろいろな観点があるが、“サウンドの統一感”を考えることは非常に重要だ。セパレートスピーカーを用いながらも、あたかもフルレンジスピーカーを鳴らしているかのようなサウンドの一体感を出すことが、ステレオ再生の目標の1つだ。そのためには、フロントスピーカーとタイプの似ているサブウーファーを選ぶべき。ブランドが同一ならば、その点での安心感は高くなる。

そしてポイントはもう1つある。それは“振動板素材”。

“振動板素材”が同一傾向であれば、フロントスピーカーとブランドが異なったとしても、“サウンドの統一感”は出しやすい。もしもフロントスピーカーと異なるブランドからサブウーファーを選びたいと考えるなら、“振動板素材”をチェックすると、大いに参考になるはずだ。

ちなみに、フロントスピーカーにダイヤトーン・スピーカーを使っている場合ならば、サブウーファーまでダイヤトーンスピーカーで揃えると、“ブランド”と“振動板素材”の両方が統一される。結果、サウンドの一体感を出すためには、盤石なチョイスとなる。

とはいいつつも、敢えてサウンド傾向が異なるサブウーファーユニットを選ぶ、というアプローチも有り得る。「このブランドの低音の鳴り方が好き」というように、好きなブランドがあったら、その中から選んでもいい。

とにもかくにも、まずはブランドを絞り込むことが、サブウーファーチョイスの早道だ。

■続いて考慮すべきは“口径”。サウンドと取り付けの都合、両面から熟考すべし。

ブランドを絞り込めたら、次に考慮すべきは、“口径”だ。

より重厚なサウンドが欲しいと思えば、大口径タイプに分があり、タイトでレスポンスのいい低音が欲しいと思えば、小口径タイプが有利だったりもする。

また、取り付けの都合も鑑みる必要がある。大口径モデルともなれば、その分サブウーファーボックスも大型化する。搭載スペースをできるだけ少なくしたいと考えるならば、大口径タイプは選びにくい。

ただし、サブウーファーボックスのサイズは、口径と比例するかというと、必ずしもそうとは言い切れない。ボックスが小さくても鳴らせるタイプ、逆に、大きいほうが有利なタイプと、ユニットごとで特長がさまざまだ。であるので、チョイスの際は、“推奨ボックス容量”をチェックすると、大いに参考になる。口径が大きめでも、“推奨ボックス容量”が少な目な製品もある。搭載スペースに限りがある場合には特に、“推奨ボックス容量”をぜひともチェックしておこう。

ところで、「より重厚なサウンドが欲しいと思えば、大口径タイプに分がある」、とご説明したが、小口径モデルを用いながら重厚なサウンドを得ようとする作戦も存在している。「小口径タイプを2発導入する」という作戦だ。1発ずつの口径は小さくとも、計2発とすることで、振動板の面積は倍となる。結果、1発ずつの口径は小さくとも、重厚感を得ることが可能となるのだ。

なお、サウンドの方向性をコントロールする方法は他にもあるので、それについては、次回に解説する。

今回は、ここまでとさせていただく。次回はこれに引き続き、“本格サブウーファーユニット”の選び方に関するその他のチェックポイントと、鳴らし方に関するノウハウの解説を行っていく。お楽しみに。

低音強化大全! その4 本格サブウーファーユニットの使いこなし術 Part.1

《太田祥三》

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