JR西日本は7月19日、山陽・九州新幹線で使用しているN700系7000番台の客室内に、防犯カメラを設置することを明らかにした。
JR西日本が所有するN700系7000番台は、現在、新大阪~鹿児島中央間の『みずほ』『さくら』と九州新幹線内の一部の『つばめ』で運用されている。
同車には現在、デッキやデッキ通路部に防犯カメラを設置しているが、2018年度からは、客室内の2ヶ所にも設置することになり、2020年度までに全19編成に順次施工する予定。
防犯カメラの設置工事は、東海道・山陽新幹線で使用しているN700系やN700Aですでに行なわれている。このうち、2016年度以降の新製車と新製予定車19編成については、投入時からデッキ、デッキ通路部、客室内にカメラを設置している。
また、2015年度までに投入されている21編成については、2016年度からデッキ通路部と客室に設置する工事が進められているが、2018年のゴールデンウィークまでには完了する目途がついたという。