10インチ大画面マルチメディアオーディオ『PIXYDA』が新登場! バリューをチェック!!

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SEIWA『PIXYDA・PMA100FZ』
SEIWA『PIXYDA・PMA100FZ』 全 7 枚 拡大写真

「SEIWA」から、新機軸のカーオーディオメインユニットが登場した。本体は2DINサイズでありながら、迫力の10V型ディスプレイを備えている“マルチメディアオーディオ”、その名も『PIXYDA・PMA100FZ』。当機のポテンシャルを探るべく、搭載デモカーを取材した。

■人気を集める“ディスプレイ・オーディオ”市場に、新星登場!?

近年、カーオーディオメインユニットにニュータイプが出現し、人気を集めている。“ディスプレイ・オーディオ”と呼ばれる、モニターを備えた2DINメインユニットが、それだ。

今や、カーオーディオメインユニットの主流は、AV一体型ナビだ。しかし、AV一体型ナビは必要ない、と考えるユーザーも少なからず存在している。「ナビは必要ない」もしくは「ナビはスマホアプリでいい」と思うなら、AV一体型ナビは選択肢から外れる。そのときに、チョイスの最有力候補として、“ディスプレイ・オーディオ”が浮上するのだ。

“ディスプレイ・オーディオ”が登場する以前は、“AV一体型ナビは要らない”と考えると、ナビだけでなく、モニターまでも失うことになっていた。モニターがなければ、映像系ソースが楽しめない。さらにはバックカメラも使えなくなる。テレビも観れない。しかし、“ディスプレイ・オーディオ”ならば話が変わる。“AV一体型ナビは要らない派”のインテリアに、映像環境が整う。ゆえに“ディスプレイ・オーディオ”は人気となっているのだ。

そしてその“ディスプレイ・オーディオ”市場に、注目に値する新製品が登場した。それがこの、「セイワ」から発売となった『PIXYDA・PMA100FZ』、というわけなのだ。

なんと当機は、ディスプレイが10型。“ディスプレイ・オーディオ”にとっての“命”と言っていいその部分が、他より断然大きい。結果、“ディスプレイ・オーディオ”のメリットが、逐一伸長しているという。さて、『PIXYDA・PMA100FZ』とは、本当に使えるユニットなのか、否か…。

■10型ディスプレイは想像以上に大きく、見やすく、操作しやすい。

百聞は一見にしかず。『PIXYDA・PMA100FZ』のポテンシャルを確認すべく「SEIWA」本社を訪ね、デモカーで車載状態の実機をテストさせていただいた。

搭載デモカーに乗り込んだ瞬間に、当機のバリューを実感した。ディスプレイが大きいことは価値だと、ひと目で思い知れたのだ。例えば、50インチと51インチを比べたとき、そこでの1インチの差は微々たるものだが、7インチと8インチでは、その差が相当に大きくなる。そして『PIXYDA・PMA100FZ』は10インチ。7型に対する3インチの違いは、圧倒的な差となって現れている。ここまで大きければ、後部座席からでも映像ソースを満喫できる。

画面サイズに合わせてアイコンや文字も大きくされているので、視認性が高く、操作もしやすい。フローティング構造のおかげでディスプレイが手元に近づいていることも功を奏している。リモコンも同梱されているが、リモコン要らずの印象だ。

しかも、そのフローティング構造のおかげにより、装着可能車種が相当に多い。本体は2DINサイズなので、車両側にそのスペースが確保されていれば、基本的にはどんな車種でも装着できるわけだ。ただし、大画面ゆえに、場合によってはエアコンスイッチ等が操作しにくくなる可能性はある。そこのところの事前の見極めは必要だが、そのあたりの問題がなければ、特別な改造や車種専用の取り付けキットなしで装着できる。理に叶っている。

■USB接続でスマホがミラーリング可能に。なんとAndroid端末では…。

そして当機は、ディスプレイを備えていることの利点を、とことん活かし切れていた。例えば、映像入力。映像入力を3系統有していて、バックカメラはもちろん、フロントカメラ、さらにはドライブレコーダーまでも接続可能だ。

地デジチューナーも当然、搭載されている。フルセグ、ワンセグの両方に対応し、電波状況さえ良ければ、フルセグの高精細な映像を大画面で楽しめる。

そして極めつけは、“Easy Phone Link”機能。これにより、USB接続でスマホがミラーリングできるようになるのだ。そしてなんと、Android端末では、スマホアプリを『PIXYDA・PMA100FZ』のディスプレイでタッチ操作することも可能となる。

試しに実際にとあるナビアプリを使ってみたが、地図も見やすく、地図のスクロールもドラッグ操作で快適に行えた。当該アプリは音声での目的地検索も可能であったので、使い心地は先進のAV一体型ナビに肉迫している印象だ。

なお、“Easy Phone Link”でAndroid端末を接続する場合、音声はBluetoothで伝送されることとなる。なので使用を開始する初回のみ、ペアリングさせる手間が必要となる。しかし2回目以降はこの作業は不要なので、日々の使い勝手の支障にはならない。加えて、“Easy Phone Link”ではスマホの充電も可能だ。当機はHDMI端子も備えているので、“Easy Phone Link”が使いにくいタイプのスマホの場合は、HDMI接続でミラーリングさせることも可能だが、両方使えるならば、USB接続が使いやすい。

■使いやすさへの配慮が多々。しかもリーズナブル。

当機のストロングポイントは、他にもまだある。純正ステアリングリモコンが使えることもメリットだ。また、USBにCDを録音する機能も備わっているので、購入したCDの楽曲データを、買った帰り道の車内ですぐにUSBに収めることも可能だ。

さらには、microSD、USBメモリー、CDともに、各メディアに収められている映像データや、画像データを本機のディスプレイに映すこともできる(対応しているファイルフォーマットのみ)。この部分においてもディスプレイが備わっていることの利点が活かされている。

ディスプレイの画像が美しいことにも好感が持てた。また細かなことではあるのだが、音楽を聴いているときには、画面上にチューニング機能に移動するためのスイッチが常に表示されているのも使いやすかった。聴きながらイコライザーを変更したいと思ったときに、ワンタッチで調整画面に進める。選曲方法も多彩なので、都度、スムーズな方法を選択できる。アップダウンのボタン操作、リスト表示から、さらにはキーパッドを表示させトラックナンバーを押して選曲することも可能だ。さまざまな局面で使いやすさへの配慮がなされている。

『PIXYDA・PMA100FZ』のポテンシャルの高さは想像以上だった。当機は“AV一体型ナビは要らない派”の第1の選択肢になり得るばかりか、“AV一体型ナビは必要派”にも選ばれる可能性がある。スマホがあればナビとしてもAV一体型ナビに迫る使い心地が得られ、しかもディスプレイは10型で、かつ、多くの車種に装着可能。にも関わらず、リーズナブル(価格はオープン。実勢価格は6万円前後)。

『PIXYDA・PMA100FZ』は、進境著しい“ディスプレイ・オーディオ”市場にあって、“決定版”的な1台と言えそうだ。大画面のオーディオメインユニットを導入したいと思っていたならば、AV一体型ナビが要る要らないに関係なく、当機をチェックしておくべきだろう。現在は、全国の「オートバックス」で先行発売されている。店頭で触れてみるベシ。

《太田祥三》

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