東北新幹線二戸駅以南で携帯の圏外が解消…2017年度中には八戸駅手前まで拡大

鉄道 企業動向
時期は未定だが、東北新幹線では七戸十和田駅手前まで、携帯電話の圏外が解消される予定。写真は東北新幹線のE5系。
時期は未定だが、東北新幹線では七戸十和田駅手前まで、携帯電話の圏外が解消される予定。写真は東北新幹線のE5系。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本は7月20日、東北新幹線二戸駅(手前)~二戸駅間で7月28日から携帯電話サービスを開始すると発表した。

JR東日本では、国の「電波遮へい対策事業」に基づく補助金により、トンネル内上部に光ファイバーを引き込み、アンテナを取り付ける工事を行なうことで、携帯電話の圏外解消に取り組んでいるが、今回は、二戸駅手前と二戸駅の間にある約13.7kmの二戸トンネル内で通話が可能となる。

これにより、東北新幹線の携帯電話利用可能エリアは、東京~二戸間に拡大する。

現在、JR東日本の新幹線では、同様の工事が東北新幹線二戸駅~八戸駅(手前)間、上越新幹線上毛高原駅(手前)~上毛高原駅間、北陸新幹線安中榛名駅~上田駅(手前)間で行なわれており、今年度中にサービスを開始する予定。

さらに、東北新幹線八戸駅(手前)~七戸十和田駅(手前)間、上越新幹線上毛高原駅~越後湯沢駅間、北陸新幹線上田駅(手前)~飯山駅間での工事も決定しているが、サービス開始時期は未定となっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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