1台3役のハイブリッドバイク、開発資金1億718万円を調達…国内クラウドファンディング史上最高額

モーターサイクル 企業動向
ハイブリッドバイク glafit(グラフィット)バイク
ハイブリッドバイク glafit(グラフィット)バイク 全 2 枚 拡大写真

サイバーエージェントグループが運営するクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」にて、ハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)バイク」の量産に対する支援総額が1億0718万円を突破、資金調達額国内新記録を達成した。

glafitバイクは、和歌山県に拠点を置く企業が自転車と電動バイクの機能を兼ね備えた「次世代型の乗り物」として開発したもの。自転車、バイク、両者を掛け合わせたハイブリッド走行と、1台で3台分の役割を果たす。また折り畳み可能で、通勤や通学以外に遠出した先での移動手段としても活用できるほか、指紋認証による解錠機能も搭載する。

今回のMakuakeにおけるプロジェクトは、glafitバイクの量産体制構築に向けた製造・マーケティングのための資金調達を目的として、5月30日より開始。11万2500円で完成車両を提供するなど、各種支援コースを用意した。その後、目標金額の300万円をプロジェクト開始から僅か3時間で達成し、7月20日時点で支援総額は1億0718万円を突破。国内クラウドファンディングにおける資金調達額で、最高記録を樹立した。

支援者からは「環境負荷も少なく機能的でスタイリッシュでかっこいい!」「自転車での遠乗り先で疲れた時のことを思うと出かけるのが億劫だったが、このバイクなら出かけられる」「こんなのがあったら楽しいのに、と思っていた製品!行動範囲が広がりそう」など、プロダクトの到着を心待ちにする声が寄せられている。

同プロジェクトは現在もクラウドファンディングを行っており、プロジェクト終了日となる8月30日まで、さらなる調達額の伸びが期待される。

《纐纈敏也@DAYS》

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