JR東日本のレストラン列車が青い森鉄道に初入線…ランチは当日限定メニュー 9月7日

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上が往路、下が復路のメニュー。往路のメニューは、前菜、帆立醤油焼き、握り寿司などが付いた当日限定のもの。
上が往路、下が復路のメニュー。往路のメニューは、前菜、帆立醤油焼き、握り寿司などが付いた当日限定のもの。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本盛岡支社は9月7日、「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」を、青い森鉄道の八戸駅(青森県八戸市)~青森駅(青森県青森市)間で運行する。

「TOHOKU EMOTION」は、2013年10月19日から八戸線八戸駅~久慈駅(岩手県久慈市)間で運行を開始した3両編成のレストラン列車。キハ110系一般形気動車の改造により誕生した。

1号車はコンパートメント車両(キハ111-701)、2号車はライブキッチンスペース(キクシ112-701)、3号車はオープンダイニング車両(キハ110-701)となっており、車内では沿線の食材を使った料理が提供されている。

通常は、JR八戸線のみで運行されているが、今回は9月30日まで展開されている「青森県・函館観光キャンペーン~ひと旅ふた旅、めぐる旅。青森⇔函館」にちなんで、青い森鉄道線内で初運行されることになった。

時刻は、往路が八戸10時51分発~青森12時51分着、復路が青森16時12分発~八戸17時53分着。

往路はランチ、復路はデザートブッフェが提供され、往路のメニューは当日だけの限定となっている。

この列車は旅行商品として運行されるため、8月1日14時からJR東日本の駅びゅうプラザ(旅行カウンター)や、びゅう予約センターで申込みを受け付ける。予約は2人以上からとなる。

旅行代金は、3号車のオープンダイニング車両を利用する場合、往路の八戸→青森間が大人8900円・子供7800円、復路の青森→八戸間が大人5500円・子供4400円、往復が大人1万3900円・子供1万1700円。

1号車のコンパートメント車両を利用する場合は、片道につき3000円の追加料金が必要。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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