【トヨタ ハリアーターボ 試乗】2リットルターボがキャラクターに合っている…諸星陽一

試乗記 国産車
トヨタ ハリアー ターボ
トヨタ ハリアー ターボ 全 9 枚 拡大写真

1997年に登場した『ハリアー』は、プレミアム・クロスオーバーSUVの先駆けとなったモデル。現行モデルは3代目となるが、2017年6月にマイナーチェンジを受けた。

【画像全9枚】

マイナーチェンジのポイントは2つ。1つは統合的な安全機構である「トヨタ・セーフティ・センスP」が採用されたこと。もう一つが、新しいドライブトレインとして2リットルターボエンジンが用意されたことにある。

トヨタ・セーフティ・センスPは、さまざまな安全機構を統合したシステム。注目の自動ブレーキ関連は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたシステムで、先行車20km/h~自車80km/hの場合は最大60km/hの減速を実現。停止車両については40km/hの減速、歩行者に対しては速度差30km/hで衝突回避または被害軽減サポートが行われる。

新搭載されたターボエンジンは231馬力/350Nmというパワースペック。リッター100馬力/150Nmをオーバーするハイスペックで、6速ATが組み合わされる。ターボエンジンの力強さとCVTとは異なりダイレクト感のある6速ATに助けられて、加速感は力強い。ハイブリッドのような段付き感もなくプレミアムSUVというハリアーのキャラクターにはぴったりと合っている印象。

ハンドリングも機敏でスポーティ。乗り心地はちょっと固めだが、ハンドリングは正確。重心が高いSUVとしてはかなりのレベルと言える。ターボモデルにはパフォーマンスダンパーと呼ばれるハンドリングを向上させるボディパーツが採用されていて、その効果も大きいのだろう。

ハリアーターボが最も苦手なのは、路面の継ぎ目。ちょっと継ぎ目が荒いと、パンパン、パンパンと大きな音を出してしまう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約300台の旧車や名車が大集結…クラシックカーフェスティバル2026 in 関東工業自動車大学校
  2. ジェイ・バス、大型観光バスの生産調整を終了へ…5月下旬に通常計画に復帰予定
  3. フォルクスワーゲン『ポロ』がEVに、『ID.ポロ』欧州発表…航続最大454km
  4. マツダ2 ハイブリッドに欧州2026年モデル、全グレードで標準装備を拡充…トヨタ『ヤリス』のOEM
  5. 日野『プロフィア』7010台をリコール 排ガス規制値超過のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る