ナビタイムとKDDI、カーナビアプリで「グループドライブ」機能を提供

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ナビタイムのドライブサポーターと、au助手席ナビに「グループドライブ」機能が新たに追加。
ナビタイムのドライブサポーターと、au助手席ナビに「グループドライブ」機能が新たに追加。 全 13 枚 拡大写真
カーナビアプリ『NAVITIME ドライブサポーター』を提供するナビタイムジャパンと、『au 助手席ナビ』を提供するKDDI(au)は、7月31日からドライバー間で互いの位置情報を共有できる「グループドライブ」機能を提供することを発表した。

グループドライブ機能は「NAVITIME ドライブサポーター」、あるいは「au 助手席ナビ」の有料会員向けに提供されるもの。両アプリの有料会員がリーダーとなってグループを作成して目的地を設定。他のメンバーを招待することで目的地や他ユーザーの位置情報を共有できるようになる。グループにはリーダーを含めて最大10人が参加できる。

招待されたメンバーは「NAVITIME ドライブサポーター」や「au 助手席ナビ」の有料会員でなくとも、アプリをダウンロードし、グループに参加することで両アプリに備わっている目的地までの音声ルート案内など、有料会員向けに提供されている機能が基本として24時間、延長操作をすることで最大72時間使用できることも特長となっている。

両アプリともグループ機能は同じだが、異なるプロダクト間で使うことはできず、グループを設定したリーダーがドライブサポーターのユーザーであれば、招待されたメンバーもドライブサポーターで。助手席ナビのユーザーであれば助手席ナビで使うことになる。助手席ナビはauが提供しているアプリではあるが、アプリストア(iOS=AppStore、Android=GooglePlay)からダウンロードして他キャリア端末でも使うことはできるので、この点で問題は生じない。

「異なる場所から同じ目的地に向かう」、「同じ場所から複数台で出発する」といったシチュエーションで、それぞれの現在地がナビの画面上に表示できるようにになるため、電話やメールで確認をする必要がなくなる。位置情報の更新間隔は約10秒毎で、ほぼリアルタイムの表示が可能。設定画面から共有をOFFにすることで位置情報を非表示にすることもできる。ドライブに参加しないメンバーもグループには参加できるため、運転に不慣れな人の状況を家族がチェックするといった用途でも使うことができる。

KDDIではグループドライブ機能の提供にあわせ、「au助手席ナビ」の有料会員に新規登録したauユーザーを対象として、200MB分のデータ容量をプレゼントするキャンペーンを7月31日10時から、8月31日の23時59分まで実施する。グループドライブ機能を実際に利用したユーザーには、抽選で800MB分の容量をプレゼントするというダブルチャンスもあるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る