【カーオーディオ製品選びの“傾向と対策”】スピーカー編タイプ解説 その1

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カロッツェリア・TS-C1730S
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「ドライブと音楽はセット!」と考えている、クルマ好き&音楽好きの皆さまに向けて、カーオーディオ製品の市場分析と選び方のコツを解説する新連載をスタートさせる。まずは、「スピーカー」にスポットを当て、その“傾向と対策”をじっくりと解説していく。

「カーオーディオの音を今より良くしたい」と考えたとき、取るぺき手段はいくつか考えられる。1「スピーカー交換」、2「低音強化」、3「コントロール機能の追加」、これらが主だった作戦となるのだが、もっとも支持を集めているのはやはり、1の「スピーカー交換」だ。“音の出口”のクオリティを向上させることで、音の質感の向上が見込める。手頃な製品をチョイスしたとしても、純正スピーカーとの違いはなかなかに大きく、達成感も十分に味わえる。

というわけで、ニーズも多いだけに市場にはさまざまな「市販スピーカー」が出揃っている。価格でいうと1万円台からあり、高級品ともなると、100万円を超えてくるものまである。

その中で、入門クラスのスピーカーとは…。

国産モデルで言うと、大体6万円台のものまでが、「エントリーモデル」とされている。ちなみに「エントリーモデル」は、「トレードイン」とか、「カスタムフィット」と呼ばれていて、比較的に取り付けが簡単であることを特長としている。大がかりな加工を必要とせず、場合によっては取り付け用のスペーサーやハーネス類も同梱されていたりする。

であるので、「スピーカー交換」をしようと思うのなら、まずは「トレードイン」タイプがおすすめだ。同タイプであれば、取り付け費も含めた予算をイメージしやすい。

とはいいつつも、「トレードイン」タイプの製品にも、タイプ違いやグレード違いがあり、種類は案外豊富だ。

チョイスにおいて、最初の分岐点となるのは、「フルレンジタイプ」か「セパレートタイプ」か、だ。前者は、1つのスピーカーユニットで低音から高音まで全帯域を再生するものであり、後者は、高音再生を担当する「トゥイーター」と、中・低音再生を担当する「ミッドウーファー」とで構成されているタイプである。

この2タイプの、それぞれのメリット、デメリットについての解説は、次回に詳しく行いたい。「スピーカー交換」に興味をお持ちの方は、次週以降の当コーナーを、お読み逃しなきように。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.1「スピーカー編」タイプ解説 その1

《太田祥三》

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