【ホンダ シビックタイプR 新型】FF最速、究極の走りを街中からサーキットまで[写真蔵]

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ホンダ シビック タイプR 新型
ホンダ シビック タイプR 新型 全 35 枚 拡大写真

ホンダ『シビック』が10代目へと進化。ホンダの“走り”を象徴するモデルともいえる『シビック タイプR』も同時に発売する。目指したのは「究極のFFスポーツ」だという。

ボディサイズは全長4560×全幅1875×全高1435mmとなり、ベース車であるハッチバックよりもさらにワイド化されている。進化したプラットフォームはベース車と同じながら、強靭な骨格を持つことによりタイプRの激しい走りにも対応。そのシャシー性能を活かすための軽量・高剛性ボディーを採用している。

最大出力235kW(320ps)/6500rpm、最大トルク400Nm/2500~4500rpmを発生する2リットルVTECターボエンジンを搭載。これに6速MTを組み合わせ、ホンダのレーシングスピリットを感じられる仕上がりとなっている。

このエンジンは、ホンダ伝統のバルブタイミングを可変させるVTEC技術をより進化、エンジン内部の軽量化や、電動ウェイストゲートバルブ付ターボチャージャーを装備することで高出力と高レスポンスを実現している。

各種デバイスを細かく電子制御することで、「コンフォート」「スポーツ」「+R」の3モードにドライビングモードを変更することが可能。街中使用からワインディング、サーキットでのタイムアタックなどに対応する。

こうした技術により、新型シビックタイプRはニュルブルクリンク北コースでのFF車世界最速タイムとなる、7分43秒80(2017年4月現在)を達成した。

《雪岡直樹》

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