【鈴鹿8耐】2017年大会が開幕、初日特別スポーツ走行はヤマハファクトリーがトップ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017鈴鹿8耐
2017鈴鹿8耐 全 8 枚 拡大写真

三重県の鈴鹿サーキットで27日、「2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会」が開幕。初日の走行セッションはNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)がトップタイムを記録した。

40回目を迎える記念の1戦となる鈴鹿8耐。場内各所には往年のバイクを始め、記念グッズが用意され、各メーカーのPRブースも続々と出来上がっており、1年に一度の真夏の祭典の準備が進められていた。

コース上では、今日から走行セッションが始まり、13時50分からと16時00分から2回にわたって1時間ずつの特別スポーツ走行が実施された。

当初は今日から雨模様になるという天気予報が出ていたが、曇り空の中ドライコンディションでセッションがスタート。各チームとも、明日からの予選に向けての最終調整のため積極的に周回を重ねていた。

この日のトップタイムは3連覇を狙うNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)で2分07秒540を1回目のセッションでいきなり記録。今年もヤマハ勢有利かと思われたが、2回目のセッションではジャック・ミラー、中上貴晶などMotoGP、Moto2で活躍するライダーを擁するMuSASHi RT HARC PRO.Hondaが2分07秒756を叩き出し、王者に肉薄。今年は新型のホンダ『CBR1000RR SP2』を導入し、着実にパフォーマンスを上げてきているだけに、明日の予選もヤマハ勢に対してどんなタイムを記録してくるのか、非常に楽しみなところだ。

また総合3番手にはNo.12ヨシムラスズキMOTULレーシング(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ジョシュ・ブルックス)が続いた。

明日は午前と午後に公式予選が行われ、ポールポジションは29日(土)のトップ10トライアルで決定。決勝レースは30日(日)11時30分からスタートする。
【鈴鹿8耐】リンク
■予選トップは21番ヤマハファクトリー、トップ10トライアル進出チーム決まる
■21番ヤマハファクトリーが3年連続ポールポジション
■40回記念大会がスタート、早くも波乱か?!
■2時間経過…21番ヤマハと634ハルクプロのトップ争いが白熱
■4時間経過…独走のNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの勢いを止められるのか?
■6時間経過…21番ヤマハがトップ堅持、5番TSRホンダが異なる戦略で追い上げ
■今年もYAMAHAは強かった!!! No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 3連覇達成

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る