【リコール】メルセデスベンツ G350 など、ハンドルが効かなくなるおそれ…継手部品が摩耗

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メルセデスベンツG350 ブルーテック(2014年)
メルセデスベンツG350 ブルーテック(2014年) 全 2 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は7月27日、メルセデスベンツ『G350 BlueTEC』などのステアリングに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『G350 BlueTEC』、『G350d』、『G550』、『G63AMG』、メルセデスAMG『G63』、メルセデスAMG『G65』の5車種で、2012年9月20日~2016年10月13日に輸入された5586台。

ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスを繋ぐ継手部品(ステアリングカップリング)において、継手部品のナットを締め付けるトルクが不足しているため、すえ切りや低速での切り返し時に継手部品が摩耗することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、摩耗が進行してハンドル操作をステアリングギヤボックスに伝えることができず、最悪の場合、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ステアリングカップリングを新品に交換し、正しい締付けトルクで固定する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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